星空刺繍


甘えただと大人に笑われようと、

高校二年生の私が子供らしく未来へ存分に夢を見たいと願うのは、


運動会のリレー順で揉めて誰かを仲間ハズレにしたり、

文化祭の模擬店で地味な子を裏方を押し付けて自分たちは売り子をしたり、

解りやすく説明する先生を無視して授業中に雑誌を広げたり、

掃除の時間に箒でアイスホッケーをして怪我をしたり、

コミュニケーションは名ばかりの携帯電話を用いたリアルの絡みに夢中だったり、

服装検査で引っ掛かる髪色やお化粧でオシャレを気取ったり、

これら一連の言動や思考や性格やルールって、


卒業後に若い世代を見た頃には、普通に痛いんだけど、

今しかそんな価値観で居られないなら、一生懸命現役女子高生を堪能したいせいなんだ。


思春期臭くて可愛いじゃない?


よって、私は起きてる内に夢を見る。


学校っていう括りで、好きな人に出会えるって確率ってたまたまって言えばそれまでだけど、

まあ、そこそこ貴重なんじゃないかな。

なぜって、社会に出る前のまだ柔らかい心で触れ合える時期に恋をできるって、

人生の一瞬しかないんだもん。


やっぱり、青春を一緒に築いた相手と結婚をしたい。

痛いって引かれるだろうから、誰にも打ち明けたことないけど、

私は近藤君とウェディングベルを鳴らしたい。



実は、結婚を前提に初恋実行中だ。