愛しい人へ




「お前気付くの遅いんだけど。」


笑いながら語りかけてくる。


私の釘付けのネックレスはピンクのハートが1つだけついているシンプルで翔らしいネックレス。





「あ・・・りがどぉ!!」



泣きながら私は一番大好きな人の元に駆け寄る。



ギューと抱き締めている翔の腕は力強くて、私に安心をくれた。



翔の腕の中【永遠】を感じさせた。



「保証する。死ぬ時まで一緒にいる。その証拠にネックレスあげたつもり!!」



そっとネックレスを撫でる。