「あぁー!!」




雪乃の存在をスッカリ忘れていた。



「柊くんとジョージとユートさん、それに愉快な仲間達さん、さようなら!!」



「バイバイ。ナナちゃん」


柊くんがまだ喋っている途中で私は駆け出した。





「雪乃、お任せ!!」




「おそーいっ!!それより不良、おっぱらったのよね?」



「うっ……」




柊くんと会話に夢中でそれどころじゃ無かったよ。




「もうコンビニはいいじゃん」


「そっか。」




雪乃は飽き性だから飽きやすいんだよね。