「七海ぃー。」 チャイムと同時に雪乃がやってくる。 「七海っ!!アンタは天才だよ!」 「へっ!??」 いきなり何を言い出すかと思えば、 一体何の話…? 「さっきの時間、寝てたくせによく問題がわかったね。」 柊くんのお陰です、 と言おうとして言葉がつまった。 あえて柊くん関係は全て黙っておこうと決めた。