私が見る限りこの男はトイレに入っていないし、柊くん以外はみんなトイレから出てきた…。
ってことはっ!?
柊くんとあの男は同一人物なのか!?
するとあの男が私に気付いたように、
「馬鹿女…。」
と、小さく言った。
だが正体をわかった以上、柊くんなんて怖くない。
目を見なければ殺されないわけだし…!!
「はっはっはっ!アンタ…」
柊くんは何と言いたげな顔でこちらをみていた。
「柊くんでしょっ!?」
「……。」
あれ~?
黙り込んじゃった。
にしても、このギャップはヤバいね~。
ヤバすぎるよ。
「なんで変装してくんのっ?普通にこれば良いのに…」
「アンタっ。やっぱ馬鹿?」
嘲笑うように馬鹿、馬鹿と柊くんが罵声を発する。

