さて、この作品について少しお話をば…

この小説は元々別の小説「Cold Phantom」がお話的に行き詰まり、似たような作風の短編を作りながら先の話を思い描こうとし、その短編にあたるのがこの「祝福された堕天使達」です。

他の作家様は女性が主人公なのが多いので、その流れにあえて逆らい男性目線で書いてみました。

まぁ、自分が男だからと言うのもありますがw

この小説の主人公「川栗雅人」は女性からするとイケメンでも不細工でも無く、普通の男なので魅力はあまりないかも知れませんが、鐘塚的には男とはこうあるべきでは無いかと考えた上で作られた人物で、昨今の男には正直こう言う人間が少なくなったなと感じてます。

ちなみに彼の誕生日に添えられたローソクの数が「破壊された小悪魔達」のパスになります。