お母さんが部屋を出て行くと、


「で、竹内君と何かあったんでしょ?」


「うん。
キスされて謝られた。」


「え~!?
ひっどぉ~。
好きな人にされて謝られるのは
キツいねぇ?」


「でしょ?
胸倉殴ったよっ!」


「へぇ?
やっぱ好きになってたんだ?」


はっ!
やられたっ!



「もぉっ~
騙したなぁっ~!」



「騙したわけじゃないよ?」



「もういいっ~。」



「ごめんごめん。
確かめたかっただけだよ。」



「むっ~
ってかさ、近藤さんの事どうしたのかな?」



「本当だね...。」



「明日にでも聞いてみれば?
で、私にも教えてっ♪」



「楽しんでるでしょっ~?」


「そんな事ないよぉ?」