仮面女と俺様男

祐樹は私をぎゅうっと抱きしめる
力を強めた。







「待たせてごめん...。」






と私の耳元で言った。





「ほんとにね。
よく待たせたもんだわ。」






「いや、ここは
”ううん。いいの、帰ってきて嬉しいっ!”
だろーが。バーーーーカ。」






何を抜かしてるんだ。
コイツ。

何で私がそんな生ぬるい事言わなくちゃいけないのか
まったく理解ができない。







「いやよ。
でも嬉しい。
すごい嬉しい。」