もうっ!
奈苗最低っっ!

何が
「早く剥がしてほしいんだ?」
なのよっ。

私は竹内祐樹となんか
関わりたくないのに~...

私はイライラしながら
学校に帰った。

「おぉ~
帰ってきた!
ありがとうっ、
坂チャン、宮っち。」

クラスの中心的な女子の
近藤冴花(こんどうさえか)。

なぜか私は
坂チャンと言われ、
奈苗は
宮っちと呼ばれてる。

私は最初、
えっ?
ってなったけど、
奈苗は喜んでたなぁ...。


「どういたしまして(ニコッ)」

「まぁ...
坂チャンのキラキラスマイル!
近くで初めてみたなぁ~
やっぱかわい~!」

「近藤さんってばぁ~」

正直今の私の
「近藤さんってばぁ~」
は自分でもキモッってなった。

でも近藤さんは気にせず、

「わぁ~
もしかして照れてる感じ?笑」

「そ、そんなことないよっ」

私は
またわざとらしく言う。