仮面女と俺様男

放課後になって、
今竹内祐樹の家に向かってる。

「もーすぐ着くから。」

「う、うん。」

なんかうまく舌が回らない。
緊張するな…。

「ここ。」

竹内祐樹が指を
指した場所は
レンガのオシャレな二階建て。

「上がって。」

「お邪魔します…。」

「ん。
上あがっといて。
階段の右の部屋だから。」

「了解!」

階段を上がって右っと…。

ガチャ

ドアを開けると竹内祐樹の匂いがする。
いいに匂い~!
んっ?私変態っ?
ってか部屋綺麗。
なんかモノトーンでまとめられてる感じ。

部屋を見渡しながら立っていると

「座ったら?」

って飲み物を持ってきてくれた竹内祐樹。

「あっ、うん。」

「はい。」

机の上に飲み物を置く。

「あ、ありがとう。」

「何緊張してんの?(笑)
話すの落ち着いてからでいいぞ?」

「いや、私が話したいの。」

「…わかった。」