「行かねぇよ。」

「やっぱりなぁ…。」

分かってるなら聞くなって話だな。


「ねぇ~、
竹内くぅん。
話あるのぉ。」

甘ったるい香水をして
キモい上目遣い。

しかも腕を絡めて来る。
こんなの日和にして欲しいわ。

話は一応聞くけど…。

「何?」

「中庭でいいかな?」

「あ~…うん。」

めんどくせ。
一々行くの。