仮面女と俺様男

近藤さんは泣いて謝った。


「いいよ...。
気付けてよかったね。
両思いだったって事...。」


「でも、もう遅いよ...。」


「遅くねぇよ?」


「えっ?」


後ろを向くと三坂君が立ってた。


「おっす!
祐樹もいたのか!坂本さんもっ♪」


「おぅ。」


まさかのご本人登場ね...。



「功貴...?」


「久しぶりだな。
お前俺の事避けてたから
全然喋ってなかったもんな(笑)」


「別に避けてなんか...
きゃっ!」


急に抱きついたよっ?
三坂君...///


「ねぇ竹内祐樹...。」


「ん?」


「ここはもう帰ったほうがいいかな?」


「そだな。」




私たちは出口に向かったとき
近藤さんが


「ごめんねっ!
それでっ...
ありがとうっ!」


最後にお礼を言ってもらえた。


「どーいたしましてっ(ニコ)」