チュッ


リップ音が響いた。
1秒くらいしか触れなかったけど
私の顔は真っ赤かだと思う。


「フッ(笑)
顔ちょー赤い。」


「なっ///
そんな事ないっ!」


「そんな事あるよ。
真っ赤かだしね。」


「バッカーーーーーーーーーーーー!」


「声でけぇよっ!」


耳を塞ぎながら
言う竹内祐樹。


「うるさいっ!」


「お前がうるさいんだよ。」


「ふんっ!
もう嫌いっ!
大っ嫌い!」


嘘だけど、
勢いで言ってしまった。





「...ん。
わかった。」


え?嘘でしょ?
こんなことで離れるのやだよ。



「待って!」


無視してドアに向かって行く、
竹内祐樹。



「ちょっ...
行かないでよぉっ!」


私は半泣き。