誰かが洗ってくれたのかもしれない、と思って顧問の顔を思い出しウゲッとなる 熊のようにゴツくて毛深い体育教師で水泳部顧問 通称クマオ 口癖は、水泳部員たるもの水着は手で洗え やつが洗ったのではないことを切に願った ドボーンッ というおきまりな音と共に俺はプールのなかに飛び込んだ。 無論、準備体操をしっかりするなんていうルールはバッチリ無視した 「うぉーっ!…痛でっおわっ、足、足つるっ」 …罰が当たった のか? まあいいや。 「あ~、極楽極楽」