よくわからなかった 初が俺のことを好きだということも 俺が初のことを好きかどうかも 全てが非現実的に進んでいた ただ、あの日 初と碧の世界に行った日のことを思い出した 赤く染まってゆく宇宙を 初と繋いだ手から感じた体温を 髪から香った塩素のにおいを 魔法をかけたと言ったときの 寂しそうな笑顔を 思い出した あの日俺は初のことをもっと知りたかった。 今も…知りたい また初と碧の世界に行きたい そう感じていた 俺は… 無性に初に会いに行きたくなった。