そう言って、類司さまは立ち去りました。
「えっと、年が近いから、タメ口と名前呼びで構わない?」
「は、はい」
「まず、営業から帰ってきた人には軽く声かけ。電話が結構なるけど、仕事の受付なんかは、折り返し担当営業社員にかけさせるから、この携帯一覧を見て、電話してあげて。通じなかったら、携帯にメール。それから、電話受付ボックスがそこにあるから、そこにメモも入れておいてね。貯まってたら、担当用ボックスに振り分けて」
「は、はい」
「電話内容は必ずメモる。相手先の名前と電話番号はその場で復唱。これは絶対。内容が曖昧でも、担当が分かればなんとかなるから」
いろはさまは、何度か頷きました。
「あと、他人のデスクは、本人と上司の許可なしには触らない。雑然としていてもね」
「えっと、年が近いから、タメ口と名前呼びで構わない?」
「は、はい」
「まず、営業から帰ってきた人には軽く声かけ。電話が結構なるけど、仕事の受付なんかは、折り返し担当営業社員にかけさせるから、この携帯一覧を見て、電話してあげて。通じなかったら、携帯にメール。それから、電話受付ボックスがそこにあるから、そこにメモも入れておいてね。貯まってたら、担当用ボックスに振り分けて」
「は、はい」
「電話内容は必ずメモる。相手先の名前と電話番号はその場で復唱。これは絶対。内容が曖昧でも、担当が分かればなんとかなるから」
いろはさまは、何度か頷きました。
「あと、他人のデスクは、本人と上司の許可なしには触らない。雑然としていてもね」

