一番星の愛情物語

「食べる!彼女さん、名前なんて言うの?」


笑顔の桜梨さま。いろはさまは、笑顔で答えられました。


「栢宮いろはと……」


「栢宮って、みつきさまのお姉さまですか!」


いろはさまは、首を傾けました。


「みつきを知っているんですか?妹です」


桜梨さまは、騒ぎ出しました。


「我が校の星です!憧れていない、女子生徒はいません!」


いろはさまは、苦笑しました。


「嗣兄、偉い!あの、いろはさま、みつきさまの写真とか欲しいんですが……」


桜梨さまは、モジモジしながら、いろはさまに聞きました。


「みつきに聞いておきますね」


実央さまは、桜梨さまにケーキを渡されました。


「よろしくお願いします!」


桜梨さまは、立ち去りました。