いろはさまは、クスクスと笑う。
「そうですね。嗣実さん……?」
「はい」
嗣実さまは、ニコニコと笑います。
「嗣実さんの会社とかって、行けないですか?わたし、今、進路を考えていて。闇雲に大学へ行くのも嫌なんです。会社に勤めるとしても、会社自体を知らなさすぎます」
嗣実さまは、軽く頷きました。
「分かりました。私はいろはさんを家庭に縛り付けるつもりはありません。仕事がしたければ、やって頂いて構いません。家事は分担すればいい事です」
いろはさまは、うっすら頬を赤く染めた。
「あ、あの……わたしでいいんですか?年齢も離れていますし、身分も……」
嗣実さまは、ハーブティーを一口、飲みました。
「自分の事よりも、相手を思いやる。私の妻に対する第一条件です」
「そうですね。嗣実さん……?」
「はい」
嗣実さまは、ニコニコと笑います。
「嗣実さんの会社とかって、行けないですか?わたし、今、進路を考えていて。闇雲に大学へ行くのも嫌なんです。会社に勤めるとしても、会社自体を知らなさすぎます」
嗣実さまは、軽く頷きました。
「分かりました。私はいろはさんを家庭に縛り付けるつもりはありません。仕事がしたければ、やって頂いて構いません。家事は分担すればいい事です」
いろはさまは、うっすら頬を赤く染めた。
「あ、あの……わたしでいいんですか?年齢も離れていますし、身分も……」
嗣実さまは、ハーブティーを一口、飲みました。
「自分の事よりも、相手を思いやる。私の妻に対する第一条件です」

