一番星の愛情物語

「つきに、いちゃ、おはよこじゃいます」


「おはよう。実李」


「おはようございます、実李さん」


実李さまは、ニコッと笑い、食事を進めました。


「和食なんですね」


いろはさまは、ドキドキしながら聞きました。


「シェフの気分で決まります。今日は和食だったみたいですね。お母様がリクエストしたのかもしれません」


二人はゆっくりと食事を進めました。


「午前中に終わりますか?」


「ええ。セットアップは同時進行ですから。セットアップの後半には、私もやってもらうので、合流できます」


いろはさまは、ニッコリと微笑みました。


「きょうはボヨンボヨン~」


実李さまの言葉に、お二人は吹き出してしまいました。