猫好きな彼氏と猫好きな彼女




それに私は笑って答える


「美緒!!お待たせ」


「奏太!!もうどうしよ!?恥ずかしいよぉ」


「大丈夫だよビックリしたけど…」


「…ごめん」


「あっ…美緒…あのね…」


「ん?どうしたの?」


「えーと神社に行ったら話すね」


「うん、わかった。じゃっ行こっか♪」




神社に向かう道
奏太が私の右手をずっと見ていた事を私は気づかなかった