猫好きな彼氏と猫好きな彼女




それから二週間がたっていた
私達はちょくちょく会うようになった
気づかなかったけど奏太は3―Dだったらしい
あっ、私は3―Cで奏太のとなりのクラスなんだぁ





―∥SHR∥―


―キンコーンカンコーン



「これでSHRを終わりにします」


先生が出席簿を閉じた瞬間に全速で教室をでる



「あっ、美緒ぉ…あれ?美緒居ない…」


「美緒なら全速で教室から出てったぞ」


「またあの人の所か…」


「あの人って…?」


「美緒がお熱なお方」