「奏太、そろそろ帰るね。また来るからね」 パイプ椅子から立ち上がろうと立つと病室に誰かが入ってきた 「雅代…」 「美緒…また泣いてたのか?」 「泣いてないもん…」 この人は 【鮎川 雅代 アユカワ マサヨ】 小学校から同じ学校の幼なじみ 高校時代は茶髪に染められていた髪は元の黒色にもどして目が悪くなったらしく眼鏡を賭けはじめた