暖かい春の日差が窓から室内を照らしていた



「奏太が元気になったら何しよっか?
あっ、ノラ猫探しに行こうよ!!まだ行ってない場所が一杯あるし!!
そしたら奏太猫まみれになっちゃうねWW」



「………」




「我が家のミケが子猫生んだんだよ!!はやく奏太に見せてあげたいなぁ……はやく………奏太の笑顔が見たいな……」




奏太が倒れて一年がたった
私は高校を卒業して今は大学に行っている



「かな…た……奏太……!!」




眠り続ける奏太に触れるだけのキスをする



泣かないときめたのに涙が止まらない…
もう……止め方がわからない……