あーあ、何で俺が痛いめにあわなければならないのか。





ググッ




「いってぇっ!!!もう少し優しくしてくれよ!!」




「何言ってんですか、固定しなきゃいけないんですから。我慢してください。」





「…誰のせいだと思ってるんだ?」





「…すいません。」





身体に力を入れてない時に横井と衝突したため、俺は吹っ飛ばされた。





その拍子に手首を捻り、まさかの激痛。




腫れてるしなぁ…骨なんともなってなきゃいいけど。





「で、横井と何があったんだ?」




あんなに取り乱す横井は初めて見た。




そして焦る進藤先生も……。