先生と教官室2〜新しい道〜







「こら、いい加減離れなさい。」






「ぅわっ!!!」






恵那と私が繋いでいる手にチョップをして、無理矢理引き裂いてきた進藤先生。







口を尖らせている表情はどこからどう見ても不機嫌。






これは、間違いなく……妬いてるな?







「何するんですか、進藤先生。」






「うるさい。口答え禁止。」






「なっ!!!?」






「おい、進藤先生。誰の彼女に命令してんの?」






「っっ、それは…その…」







え、何この面白い状況。





先生同士がぶつかりあってるよ…。






「見苦しいぞぉ?大人の嫉妬なんて。」






「なっ!!…そんな事言って、甲田先生だっていつもしてるじゃないですか!!」






「ばっ!!やめろっ言うなっ!!」





へー…そうなんだ、先生してくれてたんだ。






…とゆうか、何だろう。






この低レベルな喧嘩は。






本当に20歳を超えている大人同士なのでしょうか…。






「ふっ……」





「ふふっ……」






「「あはははっっ」」







二人の姿を見た後に恵那と目が合うと、自然と笑いがこぼれた。






喧嘩をする二人に、お腹をかかえて笑う二人。






変な感じだけど、すごく楽しくて居心地がいい。







「ね、伊緒。これから楽しくなりそうだねっ」






「そ、だね…あははっ」







今日始まったばかりなのに、これからがもう楽しみだよ。