先生と教官室2〜新しい道〜






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「恵那―――っっ!!」





「あっ、伊緒だ!!」






走って門へ向かうと、そこには門の前に立っている進藤先生と恵那の姿があった。






いつもは少し空いていた距離も、今日はどことなく短くなった気がする。






それに、恵那の笑顔もキラキラしてる…。






「伊緒、待ってたよーっ!!」






「えなぁぁ!!私も連絡待ってたよっ」






先生と繋いでいた手を離し、恵那へと飛びつく。






先生は私の気持ちを読み取ったのか、すんなりと手を離してくれた。






流石私のエスパーだよね。





言う前に解ってくれちゃうんだもん。






「ごめんね、連絡遅くなっちゃって。」





「うんん、そんなのいいよ。」





そのおかげで先生とも教官室でゆっくり話せたわけだし。






「で、どうなったの?恵那と進藤先生は。」






さっきまで先生と繋いでいた手で恵那の手を握る。






私の質問に顔を真っ赤にした恵那の体温は、見た目と同様に指の先まで熱い。






「…っえっと、おかげさま…で。無事、お付き合いする事に…なりました…。」






解ってた。





聞く前から解ってた事。





でも、改めてその事を本人から聞くと…。






「やったぁぁぁっっ!!!よかった、よかったね恵那!!」






「うんっ!!本当に嬉しい…私、伊緒とずっと恋話がしたかったんだぁ。」






「…私もだよ。これから沢山話そうねっ」






「うんっ!!!」






二人で手を握って、目に涙を溜めながら笑いあう。






もう、今どんな顔をしたいのか解らない。






泣きたいのか、笑いたいのか、何だかグチャグチャだね。