先生と教官室2〜新しい道〜





「いっったぁっ!!!」





教室の扉を開けた瞬間に受けた衝撃。







何かが思いっきり頭にぶつかったような…。








「担任より遅い到着とは…良い度胸してますね、片瀬さん。」








…お、おぉ進藤先生がにこやかに笑ってるではないか。







これは中々ヤバイ気が…。







「あー…ちょっと色々ありまして。……って、何で私だけ?!!」








「え?僕には片瀬さんしか見えないですよ?…あ、日頃の行いの違いですかね。」










なんですとぉぉぉぉお??!!







恵那は良い子だから見えないと!!?







えこひいきかっ!!!







いくら好きだからって甘すぎる!!








「片瀬さん。何か言うことありますよね?」









「…すいません、でした。」







「はははっ不満あり気ですね。少し僕もからかいすぎましたかね、すいません。じゃあ二人共席に着いて下さい。最後のHRを始めましょう。」









「はーい。」








「ふふふっ、はい。」








そりゃ不満はありますよね。







クラスの皆が私を笑ってるし。







何故か恵那も爆笑だし。







そして進藤先生は謝る気ゼロって感じの笑い方だったし。









「進藤め…」









「片瀬さーん?何か言いましたか?」









「あ、い、いえっ何も!!」








クラスの皆が知らない裏進藤先生が私を見て笑う。







その笑顔に背筋を凍らせながら、自分の席へと座った。