「うっ…っとっとっとっ!!」 自分なりに精一杯背伸びをして。 伸びるとこまで手を伸ばし。 それだけやって、でも…結局マグカップは取れないまま。 一番上の棚は決して甘いものじゃなかった。 身長が低い私からしたら、そうとう高いのだ。 どうしたものか。 やっぱり先生がくるまで待とうかな…。 「あっねぇねぇ!!マグカップ沢山あるよぉ!!」 「おっ、ほんとだ。」 「…………」 やっぱり待ってられないや。 他の人にあのマグカップだけは取られたくないし。 よっしゃ、がんば… 「あの、これどうぞ。」