先生と教官室2〜新しい道〜






助手席に座る私と、運転席に座る先生。





座ったまま動かない私に『しょうがない奴だなぁ』と言って、先生は助手席のシートベルトに手を伸ばす。





「ちょ、えぇ?先生?」






「じっとしてろ、すぐ済むから。」






すぐって言っても、流石にこの距離はやばいですって!!!




私の左側についてるシートベルトをとろうとする先生の身体が近すぎる。




私の頭の上に先生の顔があって、顔の前には大きな胸板が…。





それに先生からする匂いもすごくいい匂いで、頭がクラクラしてしまう。






「ほら、できたぞ。」




やっと解放されたと思ったときには、すでにシートベルトが装着されていた。





「……ありが、とう…です。」





車の中が暗くてよかった。




さっきの先生みたいな真っ赤な顔、見せないですむから…。