先生と教官室2〜新しい道〜





「なにか?」





恵那が言いたい事が何となく解る私は少し睨んだ。






「良い彼氏をお持ちのようで。」







「………。」







『恵那にだって居るでしょ?』と言いかけて止めた。






二人が一緒にいる事を我慢している今、そんな冷やかしは良くない。






いつか二人がいい感じになったら散々いじろう。





うん、それがいい。







「何企んでるの?ニヤついてるけど…。」







「なんでもないよーだ。」







今日の夜は先生との滅多にないデート。






バレないようにメガネでもかけていこうかな。







「ふふ、何かあったら電話してね。」








「何もないわ!!!!!」








昼休みが終わるまでの数分間、私と恵那の格闘は続いた。