「どうしたんですか…?」 戸惑いながらも伊緒はちゃんと俺の要望に答えてくれる。 そして、それを知ってるから尚更いじめたくなってしまう。 「すぐ解るよ。」 キョトンとした伊緒の顔を勢いよく引き寄せ、接近させる。 「きゃっ…!!」 そして、そのままの変わらぬ勢いでキスをした。 「んっ…!!?」 さっき伊緒が飲みたいと言ったコーヒーの味のキス。 甘いには少し足りない、苦いコーヒーの深い味わい。 それが、俺たちのキス。