「先生、いい匂い。コーヒーいれたんですか?」 「ん?あぁ、伊緒が好きだと思ってさ。」 「え?」 「あれ、違ったか?」 なんで…。 なんであなたって人はそうなんですか? いつのまにか私の気持ちを読み取っていて、くぎ付けにさせてしまう。 まるで自分以外を見せさせないようにするかのごとく、私の心を掴んでしまうんだ。 「ずるい。」 朝から刺激が強いよ、先生。 私これから授業受けなきゃいけないんだよ? こんな真っ赤な顔でどうすればいいのよ…。