とけないゆき

米谷で満たされたかった。




そんな私の気持ちを手に取るように分かっているかのように






強く強く抱きしめてくれた。






暖かくて心地よくて


離れたくないと、心から思った。



「相沢が、俺の彼女になってくれるなんて、夢みたい。」




それは私のセリフだよ。



私なんか好きになってくれてありがとう。


抱きしめてくれてありがとう。



そう伝えたかったが、何もいえなかった。