とけないゆき

「ないないないない!今の取り消しね!」




私は必死になって前言撤回を試みたが、さらに恥ずかしくなる。




「今の、ほんと?」



まじめにじっと目を見て聞いてくる米谷に、嘘はつけない。



素直に言ってしまおう。



「うん。私、米谷のこと、好き。」




はじめての告白に緊張して


夏がやってきたみたいに体が熱くなる。




米谷は笑顔で私に言ってくれた。





「実は、俺も好きだったんだよね。」