とけないゆき

何したらよいのか分からず、ひたすらオレンジジュースに口をつける。





「でさ、どうしたの?」



米谷は私とは違うりんごジュースを飲んでいた。




「えっと・・・・・・。」




高野を忘れたくて。



なんて言えないし


他にいい嘘が思いつかなかった。



なにより、


米谷には嘘をつきたくなかった。



百花に嘘をついて、もう私はこれ以上誰も傷つけたくなかった。