とけないゆき

米谷の家に着いた。



米谷の家には誰もいない。



お兄ちゃんがいるらしいが、もう成人して一人暮らしをしているらしい。




母子家庭でお母さんは夜遅くまで帰ってこない。



そんなのが、ずっとだったらしい。




私の生活のありがたみを感じずにはいられなかった。





「好きなように座って!」




米谷の部屋に入った。



モノトーンで綺麗に整った清潔感のある部屋だ。



私はどこに座ろうか迷い、結局ベッドの上に座った。