空想い


『・・わかった。
それじゃあ、ゆっくり寝て
元気になって明日学校こいよ。

・・それじゃあな。』

「・・ねぇ
・・・・何も聞かないの?」

『・・高宮が自分から話してくれ るまで俺は待つよ。』


私は鼻の奥がつんときて
目に涙が浮かんだ


「・・ありがと」

佐久間の言葉が私の心の奥を
温めた


『・・ん。
それじゃあ、また明日な』


電話を切って私はソファーに
戻った


私はいつの間にかさっきまで
騒いでいた気持ちが、落ち着いたことに気づいた


佐久間の優しさを思い出して、
知らず知らずのうちに顔が
緩んでいた