空想い


それからありさと別れて
家に帰った


家には私一人


お母さんはいるけど
母子家庭で私を養うのに
必死で朝と夜で仕事を掛け持ち
していて、ほとんど家にいない


「・・・ただいま」


一人さみしく返事のない
言葉を言って、リビングの
ソファーにごろんと寝転がった


無意識のうちに
ハァと溜め息をついていた