どこに行っても、どこまで行っても、広がる風景は同じ。
もう生きている人はいないのかもしれない。
死体で出来た道を歩く。瓦礫で上手く前へ進めない。
僕は、今生きているのかな? もう死んでいるのかな?
……神様、いるなら助けて。
早く、助けて……
「か、みさま……なんで?」
何もない空間を見上げた。
「なん、で? ……なんで助けてくれないの?」
ただひたすら何もない空間に問う。
何も起きない。
今になって助けを求める僕は滑稽だろうか?
それでもいい
生きたい……
もう生きている人はいないのかもしれない。
死体で出来た道を歩く。瓦礫で上手く前へ進めない。
僕は、今生きているのかな? もう死んでいるのかな?
……神様、いるなら助けて。
早く、助けて……
「か、みさま……なんで?」
何もない空間を見上げた。
「なん、で? ……なんで助けてくれないの?」
ただひたすら何もない空間に問う。
何も起きない。
今になって助けを求める僕は滑稽だろうか?
それでもいい
生きたい……



