早く遼二にもいい彼女が出来るといいなって毎日言ってくれた。
僕たちは毎日一緒に帰った。先輩に悪いからいいって言ったのに、俊哉は先輩とは休みの日デートするからいいんだと言って僕との時間も多く作ってくれた。
そんな俊哉を見て、僕はずっと言えないでいることがあった。
何度も言おうと思っていた。友達だから、言いたかった。だけど、言って嫌われたらどうしようかいう不安が僕の心の隅にずっとあった。
そんな不安も俊哉と話していると吹き飛んだ。俊哉だったら、「そうか、じゃあお互いに頑張ろうな。今のところ俺がリードしてるけど」って笑って言ってくれる気がした。
僕たちは何があっても友達だ。大丈夫だ。僕は、俊哉に言うことを決意した。
でも、僕は言えなかった。
俊哉がこの世からいなくなってしまうまで、ずっと。
僕たちは毎日一緒に帰った。先輩に悪いからいいって言ったのに、俊哉は先輩とは休みの日デートするからいいんだと言って僕との時間も多く作ってくれた。
そんな俊哉を見て、僕はずっと言えないでいることがあった。
何度も言おうと思っていた。友達だから、言いたかった。だけど、言って嫌われたらどうしようかいう不安が僕の心の隅にずっとあった。
そんな不安も俊哉と話していると吹き飛んだ。俊哉だったら、「そうか、じゃあお互いに頑張ろうな。今のところ俺がリードしてるけど」って笑って言ってくれる気がした。
僕たちは何があっても友達だ。大丈夫だ。僕は、俊哉に言うことを決意した。
でも、僕は言えなかった。
俊哉がこの世からいなくなってしまうまで、ずっと。



