キミノウタ

 神様を、運命を恨みながら生きていた。天才じゃなければ幸せになれたのに、と。それは間違っていた。天才でも馬鹿でも僕は僕だ。幸せになれないのは幸せになる努力をしなかったから。
 きっとあの日が神様がくれたラストチャンスだったんだ。ロマンスの神様が僕に生きろと言ったんだ。


 僕と君のためにロマンスを降らせた。


 君と一緒なら生きていける。


 僕にはいつでも届くから。



 ――― 君の歌が……




- Fin -