「とっても、お似合いよ。竜司」 「竜司様、近々あの豪華な船に先生をご招待されてみてはいかがです?」 お互いの利害関係が一致したらしい柏原と私は、ニッコリと微笑み…… 新しく誕生したカップルを見守る事にした。 おめでとう竜司 幸せになってね? 「さっ……最狂コンビ」 「新たな恋の始まりって、いいものね? 私も、素敵な出会いがないかしら~新しい恋がしたくなってきたわ~柏原」 すると、執事はニコニコ顔を歪めて私を睨み付け「断固阻止いたします」と呟いたのだ。