「まさかの婚前旅行に行けるなんて嬉しいなぁ。うちの親には、"茉莉果ちゃんの両親に会いに行く"って伝えてきたけど……陽子さんと寧々さん、今頃大パニックじゃないかな?」
「いーのよ、あの二人大嫌いだもの」
焼き魚女と、屁理屈女。
二人で仲良く慌てふためくといいわ。
「ええっ? 寧々さんも、駄目だった?」
「全然、だめ」
「そっか、ごめんね……」
私達の座る席に、紅茶、クッキー、マカロンなどが並べられていく。
私は紅茶を一口味わうけど、やっぱり柏原がいれたお茶が一番美味しい。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…