俺はその時、どう行動するか。

4人掛けの木製の机に鍋を移動すると、俺と綾音は向かい合って座った。


綾音は手際よく皿に俺の分の鍋をよそってくれる。



「悠人さん、はいどうぞ!」


「お~ありがとう」



てか結局俺が手伝ったのって、大根を切って味見をして鍋を運んだくらいだ。


全然役に立ってね~…




「「いただきます」」




俺と綾音は手を合わせてから鍋を食べ始めた。


綾音お手製の味噌鍋は改めて、びっくりするくらい美味かった。


感じてはいけないって分かってるけど、なんかこういうのって幸せだなぁ…。


綾音もとても楽しそうにしている。


あーやっぱり本場のカニはうめぇ…。




「あ、そうだ。綾音ビールでも飲む?」



俺は冷蔵庫のビールを思いだしイスから立ち上がろうとする。


この美味しい鍋にビールは最高に合うだろう。


1缶千円だか壱万円だか忘れたがこの際値段は見なかったことにしよう。



しかし綾音からは予想外の返事が返ってきた。