天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅢ

「何で高貴で気高い融様が、人間…しかもスペシャルバカ如きとの約定を守らねばならないんだい」

悪辣とした表情で、宴は笑う。

「融様はやがて天神学園を牛耳るお方…だけど寛大で、少し優しすぎるお方でもあるからねぇ…あんな下賎な人間の戯言にも耳を貸される…それじゃあいけないのさ…人外の王らしく振る舞っていただかないと…その為にこの私が尽力して…」

「尽力?暗躍の間違いじゃろう」

「ぬかせぇえぇええぇえっ!」

アスラの言葉に、宴は激昂した。

両手の爪が鋭く伸びたかと思うと、彼女はアスラ目掛けて一足飛びに襲い掛かる!