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泣いている。
愛が泣いている。

眠ることをやめてから
見ることがなかった夢。

だけど、最近は眠ることをまた始めたから、今、久しぶりに夢を見ている。

どうして眠ることを始めたんだった?
……忘れた。

とにかく今、愛が泣いているんだ。

君はいつも笑っていたのに。
どうして泣いているんだ?

「先生の嘘つきっ。」

懐かしい声。
愛しくて、抱きしめたくて堪らない。

「もう私を思ってはくれないの?」

そんなわけがない。
今でも、君を思ってる。
こんなにも。

「違う子を好きになるの?」

違う子?誰のことだ?
わからない…。

「ねぇ、早く、私の元へ。」

…わかったよ。
愛。




今から、行くよ。