それから数日が過ぎ、あっという間にテスト期間に入った。
「あー。もぅ嫌だ。テストなんてなくなればいいのにぃ。」
「だよね。私もそう思う。」
「よな。俺も同感。」
「柊まで…ホラ、3人共そう言わずに!!
あと3日しかないんだから集中して!」
只今、松さん宅で、
優香と柊さんと4人で勉強会中。
「あ、そう言えば、柊さんも松さんも進路決まってるんですか?」
「俺は大学に行くんだ。少し離れた◯×大学に。」
「え?あそこ、名門じゃないですか!」
「しかも、今の松の成績なら、A評価なんだよ!!さすが、ゆーかのダーリン♪」
「え!A評価って、100%ですよね??
いや、凄すぎでしょ!!」
「まぁ、勉強だけはしてきたからなぁ。」
「で、柊さんは?」
「就職組だよ。今、面接行ったりしてるとこだ。」
「就職活動と勉強って、大変ですね…」
「頑張れよ、柊。応援してるから!」
「松もな!」
