「美樹…俺もお前が好きだったよ。

大好きで大好きで、会いたくなって…
でも…俺、我儘で自分勝手な行動で、
美樹を傷つけすぎたな。


悪かった。
でも、お前と過ごしたこの一年は
本当に幸せだったよ。


美樹に出会えてよかった。」



「私も、柊に出会えて…
柊を愛せて本当に幸せだった。」



「幸せに…なれよ。」



そう言って、そっと優しいキスをして、柊は背を向けて歩いて行った。