これが私の幸せなんだ。



「ねぇ、柊??」

「ん?どうした?」


「柊も分かってると思う。でも、柊からは言い出しにくいんだよね…」


「美樹…」


「このままじゃ、誰も幸せになんかなれない。

産まれてくる命に、なんの罪もない。


私、本当に柊のこと大好き。
愛してるの。」



「それなら、俺…」


「柊??駄目だよ。これからは、夫として、父親として、頑張って行かないといけないんだから…

私なんかにかまってる時間なんて、きっとない。」


「おい、勝手に決めるなよ!」



「決めたの!!

私、全然可哀想なんかじゃないよ?
それと、柊を愛して愛して、
それでも足りない位大好きだよ。


だから、柊が幸せな家庭を築くことが出来るなら、それが私の幸せなの。」