これが私の幸せなんだ。



「美樹〜!!このピン留めてくれない?」


「はいはい。」


朝から先生はバタバタしていて、私の前には6人位の女の子達が並んでいた。


手際よく、優香の髪にピンをさし、アップにしてあげていた。



「美樹大人気だね!!美容師の卵だから、仕方ないか。」


「もぅ、朝から優香で7人目だよ…はい!出来た♪♪」


鏡を見た優香の目がきらきらに光っていた。


「うわ〜!超可愛いんだけど!!

美樹、ありがとう〜♪♪」



「じゃ、優香も手伝って?!

このままじゃ式に遅れるよ!!」



もぅ、ヘトヘト…